他愛ない時間の大切さ
2013-02-26


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今日はお別れ園外保育でした。会場を移してから3年になりますが、一番よいお天気で、風もなく穏やかに過ごすことができました。保護者の方からも「よい一日でした」とのお声をいただきましたが、これは天気ばかりではないと思います。
 場所を移した時に、コンセプトも「親子で楽しむ一日」に方向転換しました。それまでは保護者の方は「お待ち頂く」形だったのですが、移動などはあるにせよ、一緒に楽しんで頂こうという事です。やっていたのはデカパン競争とか、長縄跳びとか、他愛もない事だったかも知れません。しかし子ども達は「お母さんと一緒」であるその一点だけで、十分幸せに過ごすことができた、それをお母さん方も見ていただけたのではないかと思います。
 幼稚園に入ると、確かに「友達と、先生と…」と、保護者の方と直接遊ぶ機会は減ると思います。しかし、こんな機会に改めて「親子で遊ぶって、楽しいなぁ!」と双方感じて下さったら、こんなに有り難いことはありません。私ですら、父がキャッチボールをしてくれた事はいまだに覚えています。願わくば、今日の遊びが、今日のアーチが、いつまでも子ども達の心に残ってくれますように。「卒園おめでとう。また幼稚園に遊びに来てね」そんなメッセージと共に。
[行事]

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