名のある遊び・名のない遊び
2013-05-30


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今日は朝から雨が降っているので、活動は園舎内に限られます。そんな中、年中組さんで「ハンカチおとし」をしていました。「遊び」の分類というか考え方は色々あるのですが、私が気に入っているのは「名のある遊び・名のない遊び」というものです。「敢えて名前を付ければ○○ごっこ」とか「とにかくこんな感じ・これをやっている」というのは、きっと「名のない遊び」でしょう。子ども達を見ていると、この「名のない遊び」をしている事も多いですよね。もちろん、遊びに名前を「勝手に」付けたのは大人なのですけれど。
 さて、「ハンカチおとし」というように、「名のある遊び」は、詰まるところ「ルールがあり、お互いが守る」ことで成立する遊びです。ルールを決めた人を含め、全員が守ることでお互いが対等になる、という経験です。「法の下の平等」というと大袈裟ですが、ここに通底しているのだろうな、と思います。
 子どもと何某かの「約束」をしている親御さんも多いと思いますが、「お互いに守る」というものでなければ「実質としては命令」になっていますので、親の側に「これはルール。自分も縛られる」なのか「これは実は命令」なのか、自覚していることが大切なのだろうと思います。
[日々の姿]

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